ブロックチェーンに接続する
Ethereum Walletを作成したブロックチェーンネットワークに追加し、ネットワークに接続します
ブロックチェーンネットワークの作成が完了したら、Ethereum Walletアプリでブロックチェーンに接続してみましょう。ここでは、Ethereum Walletアプリとして『Lunascape Wallet』を使います。
G.U.Blockchian Cloudではセキュリティの強化のため、既定の状態では外部からブロックチェーンネットワークにアクセスできないようにポートを閉じています。そのため、外部からブロックチェーンに接続するためには、手動でポートをオープンする必要があります。
*1 ブロックチェーンに接続するためには、Walletがインストールされていなければなりません。
本章では、『Lunascape Wallet』を使用した場合の手順を説明します。
ポートのオープンは以下の手順で行います。
ネットワークの作成完了を確認したら、RPCエンドポイントの先頭にある[鍵マーク]をクリックします。表示されたポップアップの「インバウンドルールの追加」をクリックします。

インバウンドルールの追加
セキュリティタブが表示し、「ルールの編集」をクリックします。

ルールの編集
インバウンドルール編集の画面で「ルール追加」をクリックします。

ルール追加
追加されたインバウンドルールのタイプを「RPC」に変更します。

RPC
次に、アクセス元を「My IP address」に変更します。

My IPaddress
ご自身のIPアドレスが追加されたことを確認し、「更新」をクリックします

IPアドレスを更新
左側メニューバーの上部[現在のネットワーク]から作成したネットワークを選択すると、ネットワークの確認画面に戻ります。この画面のRPCエンドポイントの鍵マークを確認してください。
鍵が開いていれば、ポートはオープンしています。

ポートオープンを確認
カスタムネットワークとして作成したブロックチェーンネットワークを、Walletアプリに登録します。
ネットワークの確認画面から、[Geth RPCエンドポイント]のアドレスの右側にあるマークをクリックし、アドレスをコピーします。

Geth RPCエンドポイントアドレス
設定アイコンをクリックし、設定画面を開きます。
「ネットワーク一覧」をクリックし 、一覧が表示されたら一番下の[+ネットワークを追加]をクリックします。

Lunascape Walletネットワーク一覧

Lunascape Walletネットワークを追加
[ネットワーク名]に任意のネットワーク名(英数字のみ、ブロックチェーンのネットワーク名と一致している必要はありません)、[ネットワークURL]に先ほどコピーしたGeth RPCエンドポイントのアドレスを入力し、「ネットワークを追加」をクリックして追加します。

Lunascape Walletネットワークを追加
[ネットワーク一覧]に戻りますので、追加したネットワークが存在することを確認します。

Lunascape Wallet追加したネットワークを確認
ネットワークを追加したら、そのネットワーク上で発行されたトークンを追加することができます。
以下の手順にしたがって、『Lunascape Wallet』にEtherカードを追加してください。
補足)
『Lunascape Wallet』は、手数料通貨であるETHのほか、ERC20規格で作られたトークンをサポート
しています。

Lunascape Wallet通貨を追加
下の画面で以下の設定を行います。
- ネットワークのプルダウンから追加したネットワークを選択
- [表示用の少数]に金額の表示時の小数点以下の桁数を整数で指定
- [トークンタイプ]にETHを選択

Lunascape Wallet Etherカードを設定
以上を設定したら、「通貨(トークン)を追加」をクリックします。
カードの左上のネットワーク名を確認し、選択したネットワークにカードが追加されていることを確認してください。ネットワーク作成時にallocAddressとして入力したアドレスをWalletが利用している場合は、初期Etherの10億Etherが表示されます。そうではないアドレスの場合は、0が表示されます。

Lunascape Wallet Ehterカードを確認