メインコンテンツまでスキップ

コンソーシアム・ネットワーク

別々の組織アカウントで共同で運用するネットワークのことを「コンソーシアムネットワーク」と呼びます。ブロックチェーンの観点からテクニカルにみた場合には、特にコンソーシアムであるかどうかという点は管理されませんが、社会的にSignerノードの管理者が別組織である、ということです。

別々の組織がノードを運用していることで、一つの組織が破綻などで亡くなったとしても、ネットワークの運営が担保される、また相互に不正を行わないか関しできる、と言ったメリットがあり、一般的にプライベートネットワークよりもコンソーシアムネットワークの方が信頼されるネットワーク出あると言えます。

Blockchain cloudにおいては、ネットワークを作成した後に、別のアカウントを「招待」機能を使って招待し、招待された側のアカウントがそのネットワーク内にクラスターを作成し、Signerノードへの昇格申請を出し、ほかのSignerノードの過半数に承認されることで、複数の組織にSignerノードがまたがったネットワークを構成でき、そのネットワークはコンソーシアムネットワークであるとみなされます。

反対に、コンソーシアムネットワークではない、PoAコンセンサスアルゴリズムで動くネットワークは、プライベートネットワークと呼ばれます。